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「いつかプロになったら必ず」東北楽天ゴールデンイーグルス黒川史陽選手、小6で決意した小児がんの子ども支援
選手の活動

「いつかプロになったら必ず」東北楽天ゴールデンイーグルス黒川史陽選手、小6で決意した小児がんの子ども支援

2024年1月28日、楽天の黒川史陽選手が認定NPO法人ゴールドリボン・ネットワークを通じて「宮城県立こども病院」にニット帽40個とメッセージ付きの直筆サイン色紙を寄贈した。ニット帽は同院に入院・通院する小児がんの子どもたちにプレゼントされる。

「仲の良かった小学6年生の時の担任の先生が、お子さんを小児がんで亡くされていたんです。その先生も野球がすごく好きで、当時からプロ野球選手を目指していた僕に『頑張れよ』っていつも声をかけてくれていました。だから、いつかプロ野球選手になったら小児がんの支援をしようと自分の中で決めていたんです。その先生が励ましてくれたことも、僕がプロになれたことに確実に繋がっています」

行動を起こしたきっかけについて、黒川選手はそう語る。小児がんの支援を行うことは、黒川選手にとって“自分との約束”だった。今回は小児がんの子どもの支援や啓発活動を行う認定NPO法人ゴールドリボン・ネットワークにアドバイスをもらいながら、支援方法を模索した。

「一軍の第一線で活躍している先輩方がやっているような、成績ごとにいくら寄付という支援は少しハードルが高い。でも、プロになったら一日でも早く支援がしたかった。今の自分にできる形を一緒に探してもらった結果、ニット帽40個を寄贈することになりました」

ニット帽を手掛けたのは、新潟の老舗ニットメーカー「関栄ニット」。同社では、抗がん剤治療でストレスを抱えるがん患者の方々のため、医療用ニット帽を制作している。今回のニット帽には黒川選手の背番号「24」が楽天イーグルスのチームカラーのクリムゾンレッドとゴールドの糸であしらわれているが、これも黒川選手のアイデアだ。背番号のフォントも黒川選手が選び、デザインのチェックも行った。

「イメージ通りに作ってくださり、感謝しています。このニット帽を使ってくれるお子さんたちにもぜひ会いに行きたいですね。スタジアムに野球を観に行くために治療を頑張ろうとか、そんなふうに少しでも前向きになってもらえたら嬉しいです」

そんな思いもあり、色紙には「スタジアムでお会いしましょう!!」とメッセージを添えた。ニット帽と色紙を預かったゴールドリボン・ネットワーク専務理事の真鍋美薫さんは「テレビを観て『ニット帽をくれたお兄さんだ!』と気づけば、きっと子どもたちも励みになると思います」と喜んだ。

「まずは野球を頑張ること。子どもたちにテレビで自分の活躍を見せなくてはと思います。それに加えて、野球だけじゃなくて社会課題にも気を配れる人間でいたいので、これからもぜひこういった活動を続けていきたいです。子どもたちに会ったら、どんなことをしてほしいかも聞いてみたいですね」

日本では毎年、年間2000~2500人ほどの子どもが小児がんと診断されている。5年生存率は70~90パーセントと比較的高いものの、子どもの病死原因としては第1位だ。つらい治療を少しでも前向きに続けていってもらうために、これからも黒川選手は子どもたちにエールを送り続ける。

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「いつかプロになったら必ず」東北楽天ゴールデンイーグルス黒川史陽選手、小6で決意した小児がんの子ども支援

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