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総勢28名のプロ野球選手が「ドナルド・マクドナルド・ハウス」を支援!成績に応じた「寄付」で病気の子どもとその家族をサポート!
コラム

総勢28名のプロ野球選手が「ドナルド・マクドナルド・ハウス」を支援!成績に応じた「寄付」で病気の子どもとその家族をサポート!

 一般社団法人日本プロ野球選手会は3月24日、プロ野球セ・パ公式戦のシーズン開幕(3月26日開幕)に伴い、プロ野球選手会所属選手たちによる「ドナルド・マクドナルド・ハウス」への支援を発表した。

 公益財団法人ドナルド・ マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパン(以下、DMHC)が運営を行っている「ドナルド・マクドナルド・ハウス」は、難病と闘う子どもたちの家族が一人一日1000円で滞在することができる宿泊施設。選手会では、選手の社会貢献活動への参加機会を提供する一環として、2019年12月5日にDMHCへの支援協力を発表し、昨季は選手会所属の総勢 28 人の選手が総額1085万9000円を寄付した。そして今季も、さらに多く選手たちがハウスの趣旨に賛同し、総勢28名(非公開他数名)の選手たちが、自身で設定したシーズンの成績に応じた寄付(下記の「ハウスを支援する選手と支援内容」を参照)で「ドナルド・マクドナルド・ハウス」をサポートする。

 現在、難病に苦しむ子どもたちは全国で推計14万人いると言われている。その子どもたちは、大学病院等の設備・スタッフの揃った専門病院で治療を受けることが多いが、これらの病院には基本的に家族の宿泊は認められておらず、家族が病院に寝泊りできない。そのため、多くの家族は賃貸アパートやホテルに長期宿泊することになり、経済的・精神的な負担を強いられることになる。このような問題を解決すべく、DMHCは”HOME AWAY FROM HOME”(わが家のようにくつろげる第二の家)をコンセプトに、難病や高度な医療を受けるために入院・通院する子どもとその家族が、経済的にも精神的にも安心して病に立ち向かい、看病できる体制が整うよう、病院の近くに「ドナルド・マクドナルド・ハウス」を設立し、運営を行っている。

 現在、当ハウスは世界45の国と地域に377ヵ所(2021年3月現在)に開設されており、国内では日本第1号ハウスの「ドナルド・マクドナルド・ハウス せたがや」(東京都世田谷区/2001年開館)をはじめ、全国11箇所ハウスで運営されている。その設立・運営費、付帯設備費などは、日本マクドナルドをはじめとした企業各社や個人からの寄付・募金によって賄われており、ハウスの清掃・事務作業などは2600名以上もの地域のボランティアの方々が担当している。

 今季の支援内容を見ると、千賀滉大投手(福岡ソフトバンクホークス)の「1イニングにつき1万円」や、中村剛也選手(埼玉西武ライオンズ)の「1試合出場につき1万円」などのほか、鈴木大地選手(東北楽天ゴールデンイーグルス)、今宮健太選手(福岡ソフトバンクホークス)、近藤健介選手(北海道日本ハムファイターズ)、陽岱鋼選手(読売ジャイアンツ)、田中広輔選手(広島東洋カープ)の「1安打につき1万円」、若月健矢選手(オリックス・バファローズ)の「1盗塁阻止につき1万円」という“完全成果型”の寄付もあり、ファンの注目度も高いものになりそう。多くの方の善意と協力のもとに成り立っている「ドナルド・マクドナルド・ハウス」を、多くのプロ野球選手たちが力強くサポートしていく。

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