
北海道日本ハムファイターズの加藤貴之選手(33)は、認定NPO法人「人と動物の共生センター」へ昨年に続き年間100万円を寄付すると発表した。
現在、加藤選手が飼っているのは、愛犬のポンちゃん(9歳・ポメラニアン)とユズちゃん(4歳・チワワ)。「人も動物も共に幸せになれる社会」の実現を目指すセンターの理念に共感し、昨年4月に支援を表明した。飼育放棄の問題やペット産業の適正化に取り組む同センター代表・奥田順之獣医師の活動に強く心を動かされたことが、両者の縁を結んだ。初めて支援を発表してから1年が経過し、この日は奥田氏から同センターが行ってきた活動報告を受けた。
奥田氏から報告を受けた加藤選手に話を聞いた。
――昨年から寄付を行なってみてどうですか?
加藤:(自分の支援を)色々なことに使ってもらって、ペットも大事にしてもらえるということで、今後も続けていければと思います。
――認定NPO法人「人と動物の共生センター」へ支援するきっかけは?
加藤:自分も犬を飼っていたので、(以前から)奥さんとも話をしながら「こういうのやったほうがいいんじゃない?」と相談していました。また(春季キャンプに実施される)選手会のアンケートで(支援したいと)書いていて、タイミングが合いました。
―― 奥様もこういったことに興味をお持ちでらっしゃる?
加藤:奥さんがもともと犬を飼っていたので、その犬を連れて一緒に住むことになったんです。
――犬を飼ってみてどうですか?
加藤:可愛くて、癒やしになっています。
―― 人と動物をとりまく問題について、気になるニュースなどはありますか?
加藤:(犬や猫を)飼えなくなったというケースは結構聞くので、そのような問題がテレビやネットで流れてくるのは少し悲しいですね。
――加藤選手の支援が、より多くのファンが興味を持つきっかけになると思うがそこについてはどう思いますか?
加藤:そうですね。もっともっとペット(やペットを飼っている人)に寄り添っていきたいと思います。エスコンフィールドでは、ペットに関するイベント(定期開催のワンダフルフェスティバルなど)をやっていると思うので、何かできたらいいですね。
